iPhone版 話して!(その1)
OpenAIのGPT-4を使ってApp Inventor 2日本語版のチュートリアルにあるアプリと同じように動くiPhoneアプリを作ります。iPhoneアプリを作るにはMacで動くXcodeという開発環境が必要です。ここではmacOS 13.2.1上でXcode 14.3を使い、動作確認にはiOSシミュレータ(iOS 16.4)を使いました。macOS 12.6.3上のXcode 14.2ではiOSシミュレータがiOS 16.2までしか上げられず、iOS 16.2ではテキスト読み上げに必要な音声データが入っていない上にmacOS 12.6.3ではXcode 14.3がインストールできなかったので、macOS 13.2.1上でXcode 14.3を使っています。
GPT-4とのやり取り
プロンプト
「話して!(その1)」というApp Inventorアプリ知ってる?
返答
はい、「話して!(その1)」というMIT App Inventorアプリについて知っています。このアプリは、App Inventor 2 を使って作成されており、ボタンを押すと音声合成でしゃべるシンプルなアプリです[2]。このアプリを作成するには、まず「プロジェクトを新規作成」からプロジェクト名に「TalkToMe」と入力します。次に、ボタンコンポーネントをScreen1にドラッグアンドドロップし、ボタンのテキストを”話して!”に変更します。最後に、メディアパレットからテキスト音声化コンポーネントをドラッグしてビューアーに配置します[1]。MIT App Inventor では、他にも様々な機能を使って多種多様なアプリを作ることができます[2]。
プロンプト
XcodeとSwiftUIを使って同じように動くiPhoneアプリ作って
返答
XcodeとSwiftUIを使って、同様の機能を持つiPhoneアプリを作成する方法を説明します。
- Xcodeを開いて、新しいプロジェクトを作成します。プロジェクトのテンプレートとして”iOS”の中の”App”を選択し、次に進みます。
- プロジェクト名を入力し、”Interface”で”SwiftUI”を選択し、”Language”で”Swift”を選択してプロジェクトを作成します。
- ContentView.swiftファイルを開いて、以下のコードを記述します。
このコードは、”話して!”というテキストを持つボタンを画面に配置し、ボタンが押されると、音声合成で”話して!”としゃべる機能を実現します。AVFoundationフレームワークを使用して、日本語の音声合成が行われます。
以上の手順で、XcodeとSwiftUIを使って、MIT App Inventorで作成されたアプリと同様の機能を持つiPhoneアプリが作成できます。
XcodeでiPhoneアプリを作る
プロジェクトの作成
Xcodeを起動してTalkToMe-1という名前のiOS Appプロジェクトを作ります。InterfaceはSwiftUIでLanguageはSwiftにします。
swiftコードの貼り付け
GPT-4が作ってくれたswiftのコードをContentView.swiftに貼り付けます。8行目のself.speakText(“話して!”)をself.speakText(“今日は新宿で映画を見よう“)に変更します。
実行
実行結果はこの通り。「話して!」ボタンをクリックするとしゃべります。下の画像をクリックしてYouTubeデモビデオを見てください。